こんにちは。
埼玉県北本市でWEBサイト制作・集客サポートをおこなっている、にぎわいデザインラボです。
にぎわいデザインラボは、小さな会社やお店専門のWEBサイト制作・集客サポーターです。
WEBサイトを作ったのに、お客さんが全然増えないのはなんで?
こんな疑問をお持ちの小さな会社やお店のオーナーさんも多いのではないでしょうか。
この記事は、WEBサイト作ったけど活用できていない小規模事業者さま向けの記事です。
WEB集客術についての大まかな知識と、小さな会社やお店におすすめのWEB集客の方法が分かります。
WEB集客の代表的な5つの方法
SEO(検索エンジン最適化)
SEOは検索エンジン最適化の意味で、検索するユーザーに自分のウェブサイトや店舗を見つけてもらい、誘導するための施策です。検索キーワード順位を上げることを目的と捉えがちですが、SEOの本来の目的は、ユーザーが知りたい情報を分かりやすく伝えられるサイトにすることです。その結果、キーワード順位が上がり、売り上げやお問合せなどのコンバージョンが改善していきます。
検索エンジンのユーザー比率はGoogleが約75%、Yahoo!JAPANが15%となっています。また、2011年からYahoo!JAPANはGoogleの検索エンジンを利用しています。つまり、Googleの検索エンジンだけで約90%を占めているのです。SE0施策はGoogleの検索エンジンへの最適化と言えます。SEO施策は広告費は掛かりませんが、結果が出るまでに時間が掛かります。
リスティング広告
リスティング広告は、検索結果連動型広告とも呼ばれる、Google や Yahoo! JAPAN の検索結果に表示される広告です。検索結果を表示すると、ページの上部と下部に「広告」と表示のあるリンクがリスティング広告の表示結果です。
広告の設定をすることで、検索キーワードに対して広告を出すことができます。クリック単価制のため、クリックされるまで料金は発生しません。検索キーワードによって、クリック単価や競合が異なるため、キーワードの選定が重要になります。
リスティング広告はテキスト形式のため、短い文字数で魅力を伝える必要があります。
SEO施策ではすぐに結果が出ませんが、リスティング広告を活用することで早期に検索表示させることができます。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、WEBサイトやアプリに画像や動画などの形式で表示される広告です。画像や動画はユーザーの目に留まりやすく、視覚的に商材の魅力をアピールすることができます。このため、クリエイティブの質も重要になります。
ディスプレイ広告は、認知拡大から成果獲得まで、幅広い目的に対して使用できます。ターゲティングという機能を使って、自社商材に購買意欲や興味関心がある層に広告を出すことができます。ターゲットや興味関心の度合いによって、広告のクリエイティブとその先の導線を考える必要があります。
SNS
2020年には世界でSNSを利用する人口が過半数に達し、私たちの生活に欠かせないメディアとなりました。情報収集をする際に、WEBサイト検索ではなくSNS検索をするユーザーも増えています。SNS各メディアに広告を出稿することも出来ます。
SNS各メディアの特性を理解し、運用する必要があります。
SNS運用は生活者であるユーザーと同じ視点で情報発信をすることで、ユーザーとの交流やエンゲージメント(絆)を高めることが出来ます。反面、SNSのオーガニック運用(広告を用いない通常の投稿による運用)では売上などのコンバージョンに直結させることは難しくなっています。
企業にとって、SNSは顧客に一番近い接点となるため、可能ならば代理店などに運用を任せず事業をよく知る自社内での運用が理想的です。
メール
メールマガジンなどメールによる集客はSNS以前からある手法ですが、現在でも有効な集客方法のひとつです。
メールよる集客には4つの手法があります。
①一斉型・・・リスト全員に同じ内容を配信するシンプルな方法
②ターゲティング型・・・リスト登録時のユーザーの属性情報に合わせて配信する方法
③ステップ型・・・登録するとあらかじめ決められた内容を決められた間隔で配信する手法
④シナリオ型・・・ユーザーの行動(開封やクリック)に合わせて配信するメールを変える手法
②〜④の配信にはメール配信ツールを利用することが一般的です。
WEB集客のよくある勘違い3選
WEBサイトを作れば勝手に人が集まると思っている
よし、WEBサイトも完成したし、これでお客さんがたくさん来るぞ!
度々、WEBサイトをオープンしてお客さんが増えすぎたらどうしよう…という心配をされている方とお会いします。
いえいえ、心配ご無用です。
WEBサイトをオープンしたからといって、すぐにお客さんが増える訳ではありません。
そもそもWEBサイトを作っただけでは、Google検索で見つかることもありません。
まずはGoogleに「WEBサイトを作りましたよ」と認識してもらうための登録作業が必要だからです。
他にもWEBサイトに訪問するまでの導線をきちんと作ってあげないとお客さんは辿り着けないのです。
WEBサイトは集客するための対策を行なって初めて、お客さんに見つけてもらえるサイトになります。
SEO対策をすればすぐに検索上位にあがると思っている
コンテンツも増やしたし、内部構造も最適化してSEO対策がんばったぞ!
そろそろ検索結果で上位表示されるかな!?
SEOのあらゆる対策をしても、効果が出るまでに時間が掛かる点がSEO対策のデメリットです。
Googleでも、公式に成果が出るまでに時間が掛かると宣言しています。
成果が出るまで時間がかかることを忘れないでください。変更に着手してからメリットが得られるようになるまで、通常は 4 か月から 1 年かかります。
引用元:SEO が必要なケース – Search Console ヘルプ
しかし、SEOの本来の目的は「ユーザーが知りたい情報を分かりやすく伝えられるサイトにすること」ですから、SEO対策をすることはユーザのためになりますし、蓄積されたコンテンツは資産となります。
SEO会社や代理店に全て任せれば良いと思っている
WEBに詳しくないし難しいことは専門業者に任せるのが一番だよな?
専門業者に依頼することは、プロの知見を得られるためメリットもあります。しかし、業者に丸投げでは、コンバージョンのその先につながりません。WEB集客には自社のビジネスに合わせた戦略と集客をしたその先が重要だからです。自社のビジネスを一番わかっている自分達が戦略を考えなければ、見込み客を顧客にすることはできません。
自社の戦略まで一緒に考えてくれる、専門知識を持ったパートナーが見つかると最適です。
小さな会社がWEB集客で成功するための5つのポイント
集客する目的とターゲットを明確にする
WEB集客の戦略を立てる前にまず決めてほしいのが、集客する目的とターゲットです。
目的とは、何のために集客するのか、集客できた見込み客にどんな行動をとってほしいのか、最終目的はどこか。
ターゲットとは、集客したい具体的な対象顧客です。
小さな会社やお店の場合は、特にターゲットの絞り込みが重要です。特定の層を狙って、その層をしっかり顧客として獲得する戦略です。売上を大きくしたいと思い、つい「すべての人」をターゲットにしてしまうと、結果的に誰にとっても当たり障りのない存在となってしまいます。すると価格競争に巻き込まれてしまい、大企業に勝てなくなります。「誰も」をターゲットにすると「誰からも」選ばれなくなるので注意が必要です。
また、ターゲットを絞り込むことで、マーケティングの精度も向上します。理由は、ターゲットの輪郭がはっきりすることで、「ターゲットへの訴求の方法」や「有効なアプローチ方法」を検討しやすくなるからです。
自社の強みを活かして勝てる土俵を見つける
小さな会社やお店は「勝てる土俵で戦う」ことが大切です。競合がひしめく土俵で戦うと、見つけてもらうことすら難しくなります。また、わざわざ名も知らない小さな会社を選ぶよりも、認知度の高い企業の方が選ばれやすくなります。
では、「勝てる土俵」とはどんなところかと言うと、他社には真似できないユニークなポジションです。勝てる土俵は、「対象顧客の絞り込み」×「自社の強みの明確化」で作り出します。独創的な企業でない場合、他社に負けない強みを探すのは難しいですが、「対象顧客の絞り込み」がポイントになります。それは「強み」は受け手に取って変わるからです。Aさんには強みと感じられないものも、Bさんには立派な「強み」として成立することがあります。
「対象顧客の絞り込み」と「自社の強みの明確化」で勝てる土俵を見つけましょう。
ターゲットを集客するためのアプローチ方法を選定する
集客の方法はWEB集客だけでも様々ありますが、どの方法が良いのかは集客する目的とターゲットによって異なります。
ターゲットが明確になっていれば、そのターゲットがアプローチしやすい方法を検討することが出来ます。
ターゲットがどのようなタイミングで、どのようなメディアと接触するのかを考え、アプローチ方法を選定します。
アプローチ方法とともに、どのようなステップを踏んで顧客化していくのかといった営業シナリオも考えていきます。
見込み客を育てて顧客にしていく
小さな会社がWEBマーケティングを成功させるポイントとして、見込み客を育てて顧客にしていく長期的な視点があります。
WEBマーケティングで集客する場合、すでにニーズを持っている顕在層を狙いがちです。顕在層は絶対数が少ないうえに、他の競合も狙ってくるそうなので獲得競争が激しくなります。獲得競争が激しくなると言うことは、価格競争に巻き込まれるということです。反対に、まだニーズが現れていない潜在層は絶対数も多いためアプローチしやすく、相対的に競争率も低くなります。
見込み客と時間をかけて自社との関係性を築き上げることで、エンゲージメント(絆)が高まり、結果として価格競争に巻き込まれにくくなります。
時間はかかりますが、見込み客を育てて顧客にしていくことは、小さな会社やお店にとって大きな資産になります。
マメな情報発信でタッチポイントを増やす
WEB集客した見込み客との関係を深めるためにも、ターゲットのためになる情報は継続して発信していくことが大切です。SNSを利用している場合は、SNSのマメな更新はもちろん、WEBサイトに掲載されている情報も定期的に更新して最新の情報収集に保つ必要があります。そのためには、WEBサイトを制作する段階で、制作会社と更新の方法について事前に確認をしておくといいです。にぎわいデザインでは、専門知識がなくても自社で更新可能な、WordPressを組み込んだサイトを提案しています。
要注意!SEO会社や代理店は予算が少ない企業を相手にしない
予算が少ない企業を相手にしない…と言うと少し言葉が強いですが、SEO会社や代理店などの専門業者からすると、予算の少ない企業に対して、具体的な戦略や営業シナリオの設計など丁寧に面倒を見ることが出来ないのです。それは採算が合わないからです。ネット広告代理店の場合、契約の最低金額(広告費)は月額30万円前後のところが多いです。小さな会社にとっって30万円の広告費はあまりにも大きすぎます。
小さな会社やお店はWEB集客を専門業者に丸投げせず、ある程度自走する覚悟が必要です。
小さな会社やお店におすすめの2つのWEB集客術
1つ目のWEB集客術はコンテンツマーケティング
小さな会社やお店におすすめのWEB集客術1つ目はコンテンツマーケティングです。
コンテンツマーケティングとは、ユーザーに取って価値のある有益な情報を発信し集客につなげるマーケティング手法です。
「売りたい」ための広告のような記事ではなく、自社の商品やお店、または業界に関する有益な情報を発信します。顕在層だけでなく潜在層の見込み顧客が知りたいと思っている情報を発信していくことで、ファンを獲得して集客に結びつける方法です。
長期戦になりますので、時間こそ掛かりますが、この手法なら広告費合戦に巻き込まれることもありません。また、継続して記事を発信し続けることで、積み重なった記事はWEBサイトの大きな資産となります。
2つ目のWEB集客術はGoogleビジネスプロフィール施策
小さな会社やお店におすすめのWEB集客術の2つ目はGoogleビジネスプロフィール施策です。
今すぐに行ける近くの飲食店や休日に遊びにいく場所を探すときに、どのような検索方法が多いと思いますか?最近では、Google検索で自動表示される近隣の店舗情報を見たり、Googleマップで検索して近くの店を探すことが増えてきています。
例えば、Google検索で「北本市」「ランチ」で検索してみると下図のように検索結果の上位にはMAPに紐づけられた店舗情報が表示されます。また、Google MAPで同じく「北本市」「ランチ」で検索しも下図のように、店舗情報が一覧で表示されます。
この検索結果に表示された店舗の中から画像や口コミなどの情報を見て、行くかどうか判断するという方も多いのではないでしょうか。私も最近はエリアを定めてお店を探す時は、もっぱらこの検索方法です。
このGoogle MAPなどの検索結果に表示させるための方法がGoogleビジネスプロフィール施策です。店舗型のローカルビジネスの場合は必ず押さえておきたい施策です。
コンテンツマーケティングやGoogleビジネスプロフィール施策については、ビジネス業態ごとによりベストな方法がありますので、今後深掘りした記事を投稿します!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
にぎわいデザインラボでは、小さな会社やお店のWEBサイト制作と集客サポートを行なっております。
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